ChatGPTとは?【初心者向け使い方】登録手順、ログイン方法、料金体系、日本語対応についての詳細な解説
- ChatGPTとは何か?仕組みと最新の情報
- ChatGPTの仕組みと理解するための3つのポイント
- ChatGPTの最新情報(2023年5月29日)
- 3. ChatGPTの始め方:登録とログイン方法
- アカウント登録
- ログイン方法
- ChatGPTの基本的な使い方
- チャット画面の見方
- チャットの開始方法と対話の進行
- チャットの整理・保存方法
- Promptとは何か?その重要性と使い方
- 【番外編】ChatGPTのプラグインについて
- ChatGPTを日本語を使用する方法
- ChatGPTの料金について~無料で使えるの?
- 7.2 有料版(ChatGPT Plus)の料金は?
- ChatGPTでできること&得意なこと
- 文章作成
- 質問応答
- 創造的なタスク・アイディア出し・ブレインストーミング
- フレームワークに基づいた分析
- ロールプレイ
- ChatGPTが苦手なことと不得意なこと
- 暗黙知の共有
- 情報の最新性と精度
- 計算が苦手
- 長い対話の維持
- ChatGPTを使う際の注意点と問題点
- 個人情報の取り扱いとセキュリティ
- 嘘を平気でつくためファクトチェックが必要不可欠
- 【番外編】ChatGPTはうそをつくって本当?対処する方法はあるの?
- ChatGPTの嘘へ対処する心掛けと方法①鵜吞みにしないこと
- ChatGPTの嘘へ対処する心掛けと方法②事実確認をすること
- まとめ
ChatGPTとは?【初心者向け使い方】登録手順、ログイン方法、料金体系、日本語対応についての詳細な解説
ChatGPTについて知りたいけれど、どこから始めたらいいかわからない方のために、
この記事は初心者向けにChatGPTの使い方をわかりやすく解説します。
専門的な用語を避け、初心者でも理解できるように、
- ChatGPTの仕組み
- 使い始め方
- 日本語で使う方法
- 料金プラン
- 得意領域
- 苦手領域
まで網羅的に説明しています。
この記事を読めば、
- ChatGPTの仕組みとその最新情報
- ChatGPTの登録とログイン方法
- 基本的な使い方とチャットの整理・保存方法
- プラグインの利用方法と日本語設定
- ChatGPTの料金体系と無料版と有料版の違い
- ChatGPTが得意なこと、苦手なこと。
ChatGPTとは何か?仕組みと最新の情報
ChatGPTとは、人間と自然に会話ができるチャットボットで、
より具体的に言うと、GPTというAIモデルを使ったチャットボットです。
正確には、GPTとChatGPTは別のものであり、混同して語るべきではありませんが、
この記事では、分かりやすさを優先して、これらをまとめて「ChatGPT」と呼ぶことにします。
詳しく知りたい方は参考記事「【初心者向け】CHATGPTとGPTシリーズのすべて: 各バージョンの違いをわかりやすく解説」をぜひご一読ください。
話を戻しましょう。
「GPT」は英語の「Generative Pre-trained Transformer」の略で、
日本語に訳すと「生成系事前学習済みトランスフォーマー」となります。
生成系AIなので、何かを「生成」するAIです。
では、事前学習はというと、ChatGPTは、インターネット上の大量の文章を読み込むことで学習します。
その学習を元に、会話や記事を含む様々なコンテンツを生成します。
生成系という性質上、何かを生成することが得意とされています。
一方で、当然ながら苦手なこともあります。
これらの得意なことと苦手なことについては、後ほど詳しく説明しますが、
その前に、なぜ得意なのか、なぜ苦手なのかを理解するためには、まずChatGPTの仕組みを理解することが必要です。
では、早速その仕組みを見ていきましょう。
ChatGPTの仕組みと理解するための3つのポイント
詰まるところ、ChatGPTの仕組みは本質的に「前の文章から次の文章を推測する」ことになります。
例えば、「日本の首都は」の後に続くのは何かと言えば、
直感的には「日本の首都は東京」だと思うでしょう。
確かに「日本の首都は綺麗だ」とも考えられますし、
「日本の首都は大阪ではない」もなくはないが、
やはり確率的には「日本の首都は東京」のほうが確率は高いでしょう。
ちょっと雑にまとめると、確率の高さで並べ替えると
- 日本の首都は東京
- 日本の首都は綺麗だ
- 日本の首都は大阪ではない
になります。
しかし、次の文章はどうでしょうか?
「多くの国の首都と同様に、日本の首都は」
明らかにこの文章の後ろに「東京」が来るのはナンセンスです。
また、
- 「多くの国の首都と同様に、日本の首都は綺麗だ」
- 「多くの国の首都と同様に、日本の首都は大阪ではない」
というのも文章としては成しているものの、この表現が実際に頻繁に出てくることは、あまり考えにくく、
むしろここでは、
- 「多くの国の首都と同様に、日本の首都は人口問題を抱えている」
- 「多くの国の首都と同様に、日本の首都は土地の値段が高騰している」
のような文章の確率のほうが高いでしょう。
更に、ここで推測されうる、日本の首都と他の国の首都の共通点とそれが出現する確率も例えば、
- アジアやG7を取り上げている文章なのか
- 地理についての文章なのか
- グルメの歴史をトッピングとする記事なのか
などなどによってもまた異なります。
文脈によって異なる言葉が選択されるため、あったかもChatGPTは言葉を理解しているように見えますが、
しかし、それはあくまでも文脈によって確率的に出現する言葉が変わるだけであり、
ChatGPTは言葉の意味そのものを理解していません。
このように、ChatGPTは
- 言葉の意味を理解しておらず
- 膨大なウェブページのコンテンツから学習し
- それをもとに全体の文脈から次に来る言葉を推測する
なのです。
このChatGPTの仕組みを理解する上で、もっとも重要な3点なので、必ず覚えましょう。
ChatGPTの最新情報(2023年5月29日)
ChatGPTの最新情報を以下まとめます(更新中)。
- 最新版はChatGPT4.0
- ChatGPT Plus(有料版)はGPT4.0を使える
- 無料ユーザはChatGPT3.5 Turbo
- 2023年5月現在はブラウザベースのみ
- 米国向けにiOS用のアプリが2023年5月18日にリリースされた
- 日本向けにiOS用のアプリは2023年5月25日にリリースされた
3. ChatGPTの始め方:登録とログイン方法
ChatGPTをスマホとPCで使う方法~アプリはあるの?
それでは早速ですが、これよりChatGPTを
- スマホ(ブラウザ)スマホ(アプリ)
- パソコン(ブラウザ)
で使う方法について簡単に紹介していきます。
ChatGPTをスマホのブラウザで使う方法
スマホでChatGPTを使うには、
まずウェブブラウザを開きます。
それからChatGPTの公式ウェブサイトにアクセスします。
https://chat.openai.com/auth/login
ログインすればChatGPTを使えます。
ChatGPTをスマホのアプリで使う方法
ChatGPTをスマホのアプリで使うには、
アップルのAPP Soreよりアプリをダウンロードする必要があります。
https://apps.apple.com/app/openai-chatgpt/id6448311069
なお、直接にAppStoreで検索する時は、ChatGPTのアプリは必ずしも一番上にくるとは限りませんので、
デベロッパーがOpenAIになっていることを必ず確認してください。
ChatGPTをPCで使う方法
ウェブブラウザを開きます。
それからChatGPTの公式ウェブサイトにアクセスします。
https://chat.openai.com/auth/login
ログインすればChatGPTを使えます。PC上のブラウザであれば、より広い画面でChatGPTとの会話を楽しむことができます。
アカウント登録
ChatGPTの公式ウェブサイトにアクセスしたら、まずはアカウント登録を行います。
「Sign Up」をクリックし、アカウント登録を行います。
電話番号の認証も必要なので、SMSで送られる認証コードを入力します。
ログイン方法
アカウント登録が完了したら、次にログインします。
[ログイン画面]にアクセスします。
同じく
https://chat.openai.com/auth/login
へアクセスし、「Log in 」をクリックします。
事前に登録したメールアドレスとパスワードを入力し、[ログイン]ボタンをクリックすれば、
ChatGPTを使う準備が整いました。
ChatGPTの基本的な使い方
ログインしましたら、下記の画面が表示されます。
チャット画面の見方
①はチャットのリストです。
②はチャットボックスであり、ChatGPTに対する指令や質問を入力するところです。
③はチャット画面です。
なお、左上に「+New Chat」より新しいチャットを始めることができます。
チャットの開始方法と対話の進行
②のチャットボックスに話しかけたい内容や質問などを入力し。エンターキーを押します。
これで、ChatGPTとの対話が始まります。
チャットの整理・保存方法
ChatGPTとのチャットは、終了時に自動的に保存されます。
次回ログイン時に、前回のチャット履歴を見ることができます。
チャットを削除したり、チャットの名前を変更したりすることで整理することができます。
Promptとは何か?その重要性と使い方
Promptとは、ChatGPTに話しかける際の入力内容です。
日本語ではプロンプトまたはテンプレートで呼ばれています。
Promptが具体的で詳細なほど、ChatGPTからも具体的で有用な回答を得られます。
Promptの内容は、ChatGPTのレスポンスの質に強く影響していますので、
ChatGPTを使いこなせるかどうかは、上手くPromptを作れるかによると言っても過言ではありません。
Promptについては、参考記事「初心者でもできる!ChatGPTの力を引き出す正しいプロンプト(Prompt)の作り方とコツを解説」で詳しく解説していますので、
必ずご一読ください。
【番外編】ChatGPTのプラグインについて
プラグインとは、元のソフトウェアの機能を拡張するための追加ソフトウェアのことを指します。
ChatGPTでは、プラグインを利用することで、特定の機能を追加したり、カスタマイズしたりすることができます。
なお、2023年6月現在、ChatGPTのプラグインが使えるのはChatGPT Plusの有料会員のみとなっています。
ChatGPTを日本語を使用する方法
ChatGPTのサイト自体は日本語版を用意していませんが、
日本語でChatGPTに話しかければ、日本語で回答してくれます。
たまに英語で返してくる場合がありますが、その際は「日本語で」と指示すれば、
日本語に戻してくれます。
また、海外のPromptを使う時は、
Promptの最後に「日本語で」を追加するだけで良いので、
Promptを翻訳する必要はありません。
ChatGPTの料金について~無料で使えるの?
皆さんが一番気になるのは「料金」ではないでしょうか。
実は、ChatGPTは無料で使うことが可能です。
しかし、無料版と有料版(ChatGPT Plus)ではいくつか違いがあります。
- 無料版のモデルはGPT3.5 Turboであるのに対して、有料版はGPT4.0
- 無料版のChatGPTはネット検索ができない
- 無料版のChatGPTは時間帯によって使用制限されることがある
- 有料版のChatGPTは25回/3時間の使用制限がある
- ChatGPT Plusはプラグインが使える
また、有料版(ChatGPT PLUS)の特典として新機能の先行アクセスがあるのも魅力的ですね。
7.2 有料版(ChatGPT Plus)の料金は?
有料版のChatGPT Plusは、月額20ドル(約2000円)で利用することができます。
ただし、こちらの料金は2023年5月現在のもので、今後変更になる可能性があるので、公式サイトで最新の情報をご確認ください。
また、支払い方法としてはクレジットカードが必要となります。
日本のクレジットカードも利用可能ですので、心配いりません。
ChatGPTでできること&得意なこと
ChatGPTがうまく出来ること、得意なことをいくつかご紹介します。
文章作成
ChatGPTは、生成系AIなので、何かを生成すること、とりわけ文章の生成を得意としています。
例えば、「友達への誕生日メッセージを書いてください」と頼むと、あなたの友人に対する心温まるメッセージを作成しますし、
ブログ記事を書いてくださいと頼めば、ブログ記事を書いてくれます。
なお、ChatGPTを使って記事を作成する方法と手順~コンテンツライティングをより効率的にするためのポイントとコツという記事では、
ChatGPTを使って、オウンドメディア記事やブログ記事を作成する方法を分かりやすく公開していますので、
ぜひご参考ください。
質問応答
何かの質問を投げれば、ChatGPTは回答してくれます。
ただし、ChatGPTの事前学習内容によっては得意と不得意な分野があるので、
ちょっと「おかしいな」と感じたら、ダブルチェックすることです。
創造的なタスク・アイディア出し・ブレインストーミング
ChatGPTは、創造的なタスクやアイディア出しにも使えます。
例えば、新しいプロジェクトのアイディアを出すために「新しいカフェを開くためのアイディアを教えて」と頼むと、色々な視点からアイディアを出してくれます。
フレームワークに基づいた分析
ChatGPTは、フレームワークに基づいた分析も得意です。
いきなり「分析してください」と言われても、どの切口で分析すれば良いかはわかりません。
これはAIに限らず、人間も同じです。
「○○○○フレームワークを使って△△△を分析してください」と使うフレームワークを指定すれば、
人間よりも素晴らしい分析結果を期待できます。
ロールプレイ
ChatGPTは、あなたが指定したキャラクターとして対話することができます。
例えば、ある歴史的人物や小説のキャラクター、または特定の専門家として対話を進めることが可能です。
これは創作活動や学習の一環として楽しむことができます。
ChatGPTが苦手なことと不得意なこと
一方で、ChatGPTが苦手なことと不得意なこともありますので、
順次に見て行きます。
ChatGPTは
- 言葉の意味を理解しておらず
- 膨大なウェブページのコンテンツから学習し
- それをもとに全体の文脈から次に来る言葉を推測する
であることを、思い出しながら、これらの不得意なことを確認していくと納得できるでしょう。
暗黙知の共有
当然ですが、経験的に使っている知識だが簡単に言葉で説明できない知識なんて、ChatGPTは知る術もないので、
それを前提としたタスクにChatGPTはうまく対応することができません。
情報の最新性と精度
ChatGPTは、訓練データに基づいて情報を生成します。
そのため、訓練データが古い情報である場合や、最新の情報が反映されていない場合、出力される情報も古くなることがあります。
また、特定の専門的な知識や情報については正確性に欠けることがあります。
計算が苦手
ChatGPT4.0よりやや成長しましたが、ChatGPTは依然として「計算が苦手」なのです。
長い対話の維持
同じくChatGPT4.0より、改善されつつありますが、依然として、ChatGPTは長い対話の維持に苦手性があります。
何度も同じことを繰り返したり、話の流れを見失ったりすることがあります。
参考記事挿入
ChatGPTを使う際の注意点と問題点
ChatGPTを使用する際には、いくつかの注意点と問題点があります。
個人情報の取り扱いとセキュリティ
ChatGPTとの対話中には、個人情報を共有しないように注意する必要があります。
また、会話は全て学習対象となるため、機密情報を入力しないように注意する必要があります。
嘘を平気でつくためファクトチェックが必要不可欠
ChatGPTは情報を生成する際、それが真実であるかどうかを判断する能力がありません。
そのため、提供される情報が常に正確であるとは限らず、必要に応じて自己検証することが重要です。
【番外編】ChatGPTはうそをつくって本当?対処する方法はあるの?
ChatGPTは嘘をつくというよりは、正しくない情報を提供してしまう、
もしくは
事実と異なる文章を生成してしまうという表現のほうが適切でしょう。
そもそも、ChatGPTは言葉を意味を理解していませんので、
嘘なのか本当なのかは、ChatGPTにはわかりません。
それを仕方ないと割り切って対処していくしかありません。
ChatGPTの嘘へ対処する心掛けと方法①鵜吞みにしないこと
ChatGPTの回答を鵜吞みにせず、
むしろ必ず疑ってみることが大事です。
ChatGPTの嘘へ対処する心掛けと方法②事実確認をすること
ChatGPTは
- 言葉の意味を理解しておらず
- 膨大なウェブページのコンテンツから学習し
- それをもとに全体の文脈から次に来る言葉を推測する
なので、
事実と異なる文章を生成してしまうことは仕方ないと割り切って、
事後に必ず事実確認(ファクトチェック)を行いましょう。
ChatGPTの嘘へ対処する心掛けと方法③追加情報を提供すること
もしかしたら、
事実と異なる文章を生成してしまう原因は、
全体の文脈を誤解しているかもしれない
と考えてみることも重要です。
ゆえに、
- 与えている情報は不足していないか
- 与えている指示は明確であるか
など、AIのせいにするまえに、Promptを見直してみましょう。
まとめ
いかがでしたか?
この記事では、ChatGPTの仕組みとその使用方法について見てきました。
まず、ChatGPTの仕組みは、「前の文章から次の文章を推測する」ことに基づいています。
それは言葉の意味を理解しているわけではなく、膨大なウェブページのコンテンツから学習し、全体の文脈から次に来る言葉を推測します。
また、ChatGPTの最新情報を提供しました。最新版はChatGPT4.0で、有料版のChatGPT PlusではGPT4.0が利用できます。
一方、無料ユーザはChatGPT3.5 Turboを使用します。
2023年5月現在、ChatGPTはブラウザベースで、米国と日本向けのiOS用アプリがそれぞれ2023年5月18日と25日にリリースされました。
さらに、ChatGPTの使用方法についても詳しく説明しました。
最後には、ChatGPTが得意なことと苦手なことに触れた上で、
ChatGPTと正しく付き合う方法も説明しました。