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2024-07-09 11:26:59
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ChatGPTを使って記事を作成する方法と手順~コンテンツライティングをより効率的にするためのポイントとコツ

初心者向けに、Step By StepでChatGPTを使って効率的に記事を作成する方法と手順を解説。誰でもChatGPTを使って品質の高いコンテンツを簡単に作成できるように詳しくコツを説明
 
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この記事の目次
  • 準備・企画フェース:ChatGPTを用いた記事作成に取り掛かるための4つの準備
    • ChatGPTのアカウントの準備
    • エディタ(ワード/メモ帳)の決定
    • 企画案の構成
      • レギュレーション・注意点
      • 記事の流れ(オプショナル)
    • 共通Promptの作成
  • 作成フェース:ChatGPTを用いた記事作成の5つのSTEP
    • まずはタイトルを10案ほど提案してもらう
    • 最も重要なアウトラインは3案ほど出してもらおう
    • 本文の執筆はひとまずChatGPTに投げっぱなしで良い
      • 正しくChatGPTに本文の執筆をやり直してもらう方法
    • Meta Description(メタディスクリプション)の作成
    • リード(導入文)は好みに合わせて生成してもらう
  • チェック・修正フェース:作成した記事の品質を高める5つのポイントとコツ
    • ChatGPTを使ったリライト&展開&追加
      • 分かりやすくするようにリライト
      • 深掘りするように展開
      • 広げていくように追加
    • カタカナ語や専門用語などの変換と説明
    • ファクトチェック
    • リンクの追加(内部/外部)
    • 人間による最終的な修正~ChatGPTの独特な癖を取り除こう
      • イントロダクションを書きたがる
      • 中見出しと小見出しの間の文章が欠ける
      • 「また」を多用する
      • 「まず-次に-最後に」の構成が良く使われる
      • 見出しをリピートする癖もある
    • 【番外編】ChatGPTより作成されたコンテンツが検索エンジンに評価されるには?
  • まとめ:ChatGPTを使って記事を作成する方法と手順

ChatGPTを使って記事を作成する方法と手順~コンテンツライティングをより効率的にするためのポイントとコツ

ブログや記事などのコンテンツライティングは時間と労力がかかりますが、ChatGPTなどAI技術を活用することで簡単に効率化することができます。

この記事では、ライターやマーケター向けに、

  • ChatGPTを用いた記事作成に取り掛かるための4つの準備
  • ChatGPTを用いた記事作成の5つのSTEP
  • 作成した記事の品質を高める5つのコツ
  • ChatGPTより作成されたコンテンツが検索エンジンに評価されるポイント

を分かりやすく解説しています。

この記事を読めば、

誰でも品質の高いコンテンツを短時間で作成する方法がわかり、

より効率的なコンテンツ制作が可能になります。

なお、この記事は「記事・コンテンツの作成方法」に重点をおいており、ChatGPTを活用したSEOライティングについては、参考記事をご一読ください。

381

準備・企画フェース:ChatGPTを用いた記事作成に取り掛かるための4つの準備

ChatGPTを使って記事を作成するには、まず

  • ChatGPTのアカウントの準備
  • エディタ(ワード/メモ帳)の決定
  • 企画案の構成
  • 共通Promptの作成

この4つの準備が必要です。

それぞれを順次に見て行きます。

ChatGPTのアカウントの準備

当然ではあるものの、ChatGPTのアカウントを用意する必要があります。

また用意していない方は、先にアカウントの開設を行いましょう。

アカウントの開設方法などは「ChatGPTとは?【初心者向け使い方】登録手順、ログイン方法、料金体系、日本語対応についての詳細な解説」で解説していますので、

そちらをご参考ください。

369

2023年5月現在、無料で利用できるバージョンはChatGPTの3.5Turboとなっており、ChatGPT4を利用するには、月々20ドルの「ChatGPT PLUS」へ加入する必要があります。

3.5Turboでも充分に優秀なのですけど、本格的に記事を作成したい方やそれなりの量で記事をリリースしている方には「ChatGPT PLUS」へのアップグレードをお勧めします。

しっかりと構成を確認しながら作成してもも、1日1記事以上の生産量になりますので、記事の作成コストは1ドル(150円)以下になります。

どうしてもコストを抑えたい方(というより絶対に課金したくない方)は、後ほど紹介する

  • 企画案の構成(準備フェース)
  • 共通Promptの作成(準備フェース)
  • 人間によるリライト(修正フェース)

をしっかり行えれば、ChatGPTの3.5TurboでもChatGPT 4と同じレベルの記事を作成することができます。

エディタ(ワード/メモ帳)の決定

ChatGPTは一気に全部の文章を作成してくれませんので、最終的にはChatGPTが吐き出してくれた文章を欠片を結合したり、編集したりする必要があります。

もちろん、ChatGPTが生成した文章をそのままエディタにコピペしても良いのですが、スタイルが一緒にコピーされてしまうため、エディタ次第では後処理が大変だったりしますので、文章の欠片を結合するタイミングや編集の仕方を含む流れに合わせてエディタを決めましょう。

メモ帳に貼り付けるときに、スタイルは無視される(コピーされない)ので、一旦メモ帳に入れ込むというスタイルも考えられます。

企画案の構成

本来ならば、記事を執筆するにあたって、

  • メインキーワード
  • (メインキーワードの)検索意図
  • ターゲットかペルソナ
  • 読み手への提供価値
  • 着地点(記事の目的)
  • サブキーワードや共起語
  • 目標文字数
  • レギュレーション・注意点
  • タイトル
  • Description(ディスクリプション)
  • リード(導入文)
  • 見出し・説明

からなる構成案を予め作成しなければなりませんが、この記事では、「キーワード」から「記事」になるプロセスをステップバイステップで解説していますので、ChatGPTにやらせることができる部分はChatGPTにやらせるというスタンスをもとに、必要最低限の構成案として、

  • メインキーワード
  • レギュレーション・注意点
  • 記事の流れ(オプショナル)

を用意しましょう。

レギュレーション・注意点

例えば、ですます調やトーンの指定など、記事執筆に関するルールです。

記事の作成を外注化している場合も内製化にしている場合も、外注先や社内のチームと共有しているルールは既に存在しているので、そのままChatGPTと共有(Promptへ転記)しましょう。

問題となるのは、記事の企画も執筆も一人で完結してしまうケースです。

これを機に、記事執筆に関するルールを書き出して明文化しましょう。

レギュレーションの例
  • ですます調
  • 専門用語をなるべく使わないこと
  • どうしても使う時は当該専門用語を分かりやすく説明すること
  • 説明する際は具体例を用いること
  • 必要に応じて比喩法を使うこと
  • 指示語をなるべく使わないこと
  • 逆接の「が」を使わないこと
  • 接続詞を適切に使うこと

記事の流れ(オプショナル)

記事の流れはオプショナルとしており、なくてもChatGPTは記事を書いてくれます

というのも、ChatGPTというのは、「地頭が良くてポテンシャルの高い新人君」だからです。

地頭が良くてポテンシャルも高いので、「記事の流れ」たるものを示さなくても記事は完成されます。

一方で、「地頭が良くてポテンシャルの高い新人君」だからこそ、与える指示が明確であればあるほど、また見せる手本がきめ細かければきめ細かいほど、新人君のパフォーマンスも劇的に上がっていくのです。

「記事の流れ」を作成するには、まず考えていることをとりあえずベタ打ちで書き出すことです。

「記事の流れ」の例

この記事では、まずインフルエンサーについて言及してから、インスタについて紹介し、インスタで活動しているインフルエンサーであるインスタグラマーの仕事を解説。その後、具体例を交えながらインスタグラマーに必要とされるスキルを提示する。最後に有名なインスタグラマーを紹介してから締めくくる。

仮に途中で分からない部分があっても問題ありません。

例えば、先ほどの例を下記のようにしても、

「記事の流れ」の例

この記事では、まずインフルエンサーについて言及してから、インスタについて紹介し、○○○○○○○○○○○○○○○○を解説。その後、具体例を交えながらインスタグラマーに必要とされるスキルを提示する。最後に○○○○○○○○○○○○してから締めくくる。

ChatGPTが補完してくれるので、とにかくもベタ打ちで書き出すことです。

また、「記事の流れ」を全く思いつかない場合でも、後ほどの作成フェースにおいてChatGPTがアウトラインを生成してくれますし、

それを参考に「記事の流れ」を作成しなおすという方法もあります。

共通Promptの作成

次のフェースである作成フェースにおいては、何回もPromptをChatGPTに投げることになりますので、それぞれのPromptにおいて共通する部分をまず作成しましょう。

共通Promptの例

###メインキーワード:

「インスタグラマーとは」

###ルール:

・ですます調

・専門用語をなるべく使わないこと

・どうしても使う時は当該専門用語を分かりやすく説明すること

・説明する際は具体例を用いること

・必要に応じて比喩法を使うこと

・指示語をなるべく使わないこと

・逆接の「が」を使わないこと

・接続詞を適切に使うこと

###記事の流れ:

この記事では、まずインフルエンサーについて言及してから、インスタについて紹介し、インスタで活動しているインフルエンサーであるインスタグラマーの仕事を解説。その後、具体例を交えながらインスタグラマーに必要とされるスキルを提示する。最後に有名なインスタグラマーを紹介してから締めくくる。

###記事タイトル:

###記事のアウトライン:

###タスク:

記事のタイトルと記事のアウトラインはまだありませんので、何も記入しません。

共通部分を何度も繰り返しChatGPTに投げるのはメモリーの無駄だという考え方もありますが、ChatGPTの記憶に限界があるので、こういう風に共通部分を何度も伝えることにより、確実に覚えてもらうことができます。

【参考記事挿入368】

更に、後ほど詳しく説明しますが、本文を執筆する際にはどうしてもやり直しをする場面が出てくるので、共通部分を何度も繰り返していることにより、やり直しのプロセスが楽になるという副次的なメリットもあります。

作成フェース:ChatGPTを用いた記事作成の5つのSTEP

それでは、準備が整いましたので、早速作成フェースに移りましょう。

作成フェースには5つのステップがありますので、

  • タイトル
  • アウトライン
  • 本文
  • Meta Description(メタディスクリプション)
  • リード(導入)

必ずこの順番で作成しましょう。

とりわけ、アウトラインと本文は何度も修正される可能性があることから、Descriptionとリードの作成は必ず最後にしてください。

まずはタイトルを10案ほど提案してもらう

共通Promptの###タスクの部分に「記事のタイトル案を10案提案してください」と追加しChatGPTに投げましょう。

Prompt例

###メインキーワード:

「インスタグラマーとは」

###ルール:

~中略~

###タスク:記事のタイトル案を10案提案してください

すると、ChatGPTが10案を提示してくれるので、それらをヒントにタイトルを作成しましょう。

例えば、上記の結果から、8番と2番を手がかりに「インスタグラマーになるために知っておきたい基本情報と成功のコツ」にしても良いですし、「インスタグラマーとは?活躍の秘密と成功のコツを徹底解説」もなかなか良いでしょう。

もちろん、「8番、2番、9番がいいんだけど、もうちょっとください」とChatGPTにお願いしても良いのですが、具体的にどの部分が良かったのか、どの部分がどういう理由で気に入らなかったのかを、ChatGPTに明確に伝えない限り、アウトプットの精度が上がることはないのです。しかしながら、そこまで伝えることができれば、もう自分でタイトルは書けてしまいますので、タイトル案に関してはこれ以上にChatGPTに頼る意味はあまりありません。

最も重要なアウトラインは3案ほど出してもらおう

続きまして、先ほど決めたタイトルとともに###タスクの部分に「アウトラインを3案提案してください」と追加しChatGPTに投げましょう。

Promptの例

###メインキーワード:

「インスタグラマーとは」

###ルール:

~中略~

###記事タイトル:インスタグラマーとは?活躍の秘密と成功のコツを徹底解説

###記事のアウトライン:

###タスク:アウトラインを3案提案してください

結構長くなりますので、スクリーンショットは割愛させていただきますが、タイトル案の時と同じく、どれか一つの案を選ぶのではなく、ベースとなる案を選んだうえで、ほかの案の良い所を取り入れながら、修正していきます。

アウトラインは記事の骨子たる部分であることから、必ず時間をかけながら納得いくまで修正を行ってください。

それから、アウトラインを修正する際のコツとして必ず覚えていただきたいことがあります。

先ほど、ChatGPTは「地頭が良くてポテンシャルの高い新人君」なので、与える指示が明確であればあるほど、パフォーマンスも劇的に上がっていくと伝えたのを思い出してください。

ここでは、アウトラインは具体的な内容を見出しにすることで指示を明確に与えましょう。見出しが長くなりすぎても後で修正すれば良いのです。

例えば、「インスタグラマーとは?」よりは「インスタで活躍するインフルエンサーとしてのインスタグラマーとは?」のほうが明確なので、ChatGPTはより確実的に必要な要素を漏れなく言及してくれます。

本文の執筆はひとまずChatGPTに投げっぱなしで良い

いよいよ本文の執筆ですが、これまでと同じ要領で共通Promptに、アウトラインを追加した上で、###タスクの部分に「作成してください」とChatGPTに指示しましょう。

なお、ChatGPTの制限上、執筆の途中で止まることがあるので、その際は、

  • 「続けてください」と指示
  • 最後の一行をコピペ
  • 最後の一行をコピペして、更に「続けてください」と指示

などのPromptで、ChatGPTは続けてくれます。

ミニコラム

ChatGPT 3以前のバージョン(3.5Turboも未だにたまにありますが、)の場合は、たまに「続けてください」と指示しても、続けてくれなかったり、とぼけてくれたりしますので、最後の一行をコピペして、更に「続けてください」と指示するのが一般的でした。

ChatGPT 4からは「続けてください」だけでChatGPTは続けてくれるのですが、どこまで記憶してくれるかはわかりませんので、とりわけ長い文章の場合は、「思い出してもらう」意味も含め、最後の一行(時には一段落)をコピペして、更に「続けてください」と指示する癖を身につけましょう。

ChatGPTが吐き出した文章の欠片をとりあえずメモ帳などにまとめましょう。

ここで注意しなければならないのは、まとめながら、軽く内容を確認することです。

細かい所は修正しなくても良いものの、ChatGPTより吐き出された文章がもしも本筋からかけ離れた場合は、やり直してもらうようにしましょう。

場合によっては見出しの修正も行いましょう。

正しくChatGPTに本文の執筆をやり直してもらう方法

まず、文章が本筋からかけ離れているかどうかを確認しましょう。

かけ離れているのであれば、必ずやり直してもらいましょう。

その際に、文章が本筋からかけ離れた原因は、見出しであるかどうかを吟味しましょう。

微妙なニュアンスでズレてしまうことも結構ありますので、見出しを明確な内容に修正した上で、やり直してもらいましょう。

ニュアンスがズレる例

例えば、「インスタの収益化方法」という見出しがあるとします。ChatGPTはもしかしたら「インスタを使って収益化する方法」についてではなく、「インスタというSNSのビジネスモデル」について書いてしまうかもしれません。

そこで、見出しを例えば「インスタの収益化:インフルエンサーがインスタを使って稼ぐ方法」にすると、ChatGPTも正しく書いてくれます。

このように修正された見出しが長すぎると感じる場合は、後で修正すれば良いので、まずは「ChatGPTに正しく書いてもらうこと」を目的に見出しを修正しましょう。

また、やり直しのポイントは必ず新しいチャット(セッション)で行うことです。

同じチャット(セッション)の場合、ChatGPTがこれまでに入力された内容や自分が吐き出した内容に引きずられてしまい、結局同じ方向性に固執してしまう可能性も大いにあります。

準備・企画フェーズの「共通Promptの作成」において、共通部分を何度も繰り返しChatGPTに投げるようにと伝えたのも、Promptをコピーして新しいチャット(セッション)に貼り付けるだけで、やり直しができるからです。

Meta Description(メタディスクリプション)の作成

Meta Description(メタディスクリプション)を作成するに際して、GPT3.5 Turbo 以前は、細かく指示したりする必要がありましたが、ChatGPT3.5 TurboとChatGPT4はかなり賢くなりました。

特にこだわりがなければ、本文の執筆が終えて、同じチャット内で記事全体が入っている状態になっていますので、単純に「この記事のMeta Description(メタディスクリプション)を150文字で作成してください」と指示すれば良いです。

リード(導入文)は好みに合わせて生成してもらう

最後に、リード(導入文)を生成してもらうことになります。

好みや記事の性質によって書き方も異なりますので、例文を提示するなり、フレームワークを指定するなり、明確にガイダンスをChatGPTに与えましょう。

チェック・修正フェース:作成した記事の品質を高める5つのポイントとコツ

ここまでくると、

  • タイトル
  • アウトライン
  • Meta Description
  • リード
  • 本文

が揃っている状態なので、記事としての形は成しています。

しかしながら、このような状態で公開しても、検索エンジンからも人間からも評価されません。

ChatGPTを含む生成AIが作成したコンテンツは検索エンジンに評価され上位表示も可能

ですが、人間による修正が必ず必要です。

【参考記事挿入379】

これより、ChatGPTを含む生成AIが作成したコンテンツをSEO的に強くするための5つのポイントとコツとしての

  • ChatGPTを使ったリライト&展開&追加
  • カタカナ語や専門用語などの変換と説明
  • ファクトチェック
  • リンクの追加(内部/外部)
  • 人間による最終的な修正

を順次に説明していきます。

ChatGPTを使ったリライト&展開&追加

まずは出来上がった記事を読み通しましょう。

すると必ず

  • 「ここはもうちょっと説明した方が丁寧かも」
  • 「ここはもう少し深掘りしたい」

と思うような箇所が出てきます。

必要に応じて当該箇所をコピペした上でChatGPTにリライト・展開・追加を指示しましょう。

※もちろん、ChatGPTを使わずに人間がリライトしても良いですが、この記事のスタンスはChatGPTにやらせることができる部分はChatGPTにやらせることなので、ChatGPTを使ったリライトについても解説します。

分かりやすくするようにリライト

多少でも読みにくいとか分かりにくい部分があれば、ChatGPTにわかりやすくリライトしてもらいましょう。

その際は、「どの部分がどのように分かりにくい」のかを忘れずに伝えましょう。

深掘りするように展開

抽象的だったり、ふわっとしか書かれておらず表面的だったりする場合においては、具体例を用いたり比喩法を使ったりして深掘りするように指示しましょう。

広げていくように追加

とりわけ何かを列挙する時にもう少し追加したい場合もあるので、ChatGPTに追加してもらうようにしましょう。

コツとしては、必要より多く挙げてもらうことです。

例えば、あと2つくらいを追加したい場合は、ChatGPTに5つを挙げてもらい、その中から2つだけを選べばよいのです。

カタカナ語や専門用語などの変換と説明

ChatGPTはChatGPTはカタカナ語や専門用語を使いたがる傾向が見られますので、不自然な部分は直したり、説明を追加したりしましょう。

例えば、「ECサイト」で表記すれば良いのに、ChatGPTはあえて「eコマースプラットフォーム 」で表現することもあれば、運営会社を「プラットフォーマ―」と称したりします。

もちろん、間違ってはいませんが、読みにくくなりますので、読者フレンドリーな文章に直しましょう。

ファクトチェック

ChatGPTは平気で嘘をつきますし、知ったかぶりなのです。

そのため、出来上がった文章のファクトチェックを必ず行いましょう。

フェイク情報が入っていると、読者の信頼を失うばかりでなく、

いずれ検索エンジンもファクトチェックができるようになっていくので、

ファクトチェックされておらず、フェイク情報が入っている記事の順位は下がっていたり、インデックスから除外されたりします。

リンクの追加(内部/外部)

基本的にChatGPTが作成した記事の中には内部リンクと外部リンクは貼られていませんから、手動で追加しましょう。

人間による最終的な修正~ChatGPTの独特な癖を取り除こう

最後には、人間による最終的な修正になります。

最終的な修正・リライトは、文章を読みやすくするためだけではなく、ChatGPTの独特な癖を取り除くためでもあります。

ここではよく見られるいくつかのChatGPTの独特な癖について触れていきますので、最後には必要に応じて修正しましょう。

なお、プロンプトの設計次第で事前に取り除く(というより防ぐ)こともできますが、どうせい文章全体を読み通して確認するので、事前に防ぐのではなく、この段階において修正することをお勧めします。

場合によっては、そういう独特な癖があった方が文章の展開は整理されていたり、読みやすかったりすることもあります。

その一方、多用されると、うるさくも感じられます。

ここではやはり人間の感覚で修正をしましょう。

イントロダクションを書きたがる

ChatGPTは、どうしても文章の冒頭に「イントロダクション」を書きたがりますので、アウトライン生成の時点でイントロダクションを取り除くなり、完成後に修正するなり、対応しましょう。

中見出しと小見出しの間の文章が欠ける

好みや文章のスタイルによって異なりますので、これが一概に問題だとは限りませんが、ChatGPTは中見出しと小見出しの間の文章を作成しない傾向が見られます。

例えば、

  • 1.SNS
  • 1.1.インスタ
  • 1.2.Facebook
  • 1.3.Twitter

のようなアウトラインですと、ChatGPTは「1.SNS」と「1.1.インスタ」の間の文章、すなわち「1.SNS」について書いてくれません。

こういう時は、『「1.SNS」と「1.1.インスタ」の間の文章を書いてください』と指示しましょう。

なお、くれぐれも、『「1.SNS」についてを書いてください』と指示しないこと。

ChatGPTはその後に続く小見出しの内容を一切に考慮せずに好き勝手に書き出すと暴走する可能性があるからです。

「また」を多用する

ChatGPTは「また」を多用しますので、適宜適切に削除したり他の接続詞に書き換えたりするように対応しましょう。

「まず-次に-最後に」の構成が良く使われる

ChatGPTが書いている段落を見ると、「まず-次に-最後に」という構成で展開されていることが多いことがわかります。

この構成ですと、むしろ内容の展開が明快に整理され、読みやすかったりするので、一概に「悪」だとは限りませんが、

しかし、全ての見出しにおいて文章が「まず-次に-最後に」で構成されると、やはりウザイでしょう。

本当に論点の展開が「まず-次に-最後に」のような構成を必要としているかを見極めて上で、修正を行いましょう。

見出しをリピートする癖もある

ChatGPTは、見出しを本文に話題提示としてリピートする癖もあります。

例えば、「記事の書き方」という見出しにおいて「記事の書き方では記事を書く方法について書きます」と書きます。

これは単純に不要なので、削除しましょう。

【番外編】ChatGPTより作成されたコンテンツが検索エンジンに評価されるには?

ChatGPTより作成されたコンテンツが検索エンジンに評価されるには、

  • 冒頭(リード・Description)の生成
  • アウトラインの作成
  • 最後のリライト

この3つの工程において必ず「人間の手」を加えることです。

まとめ:ChatGPTを使って記事を作成する方法と手順

この記事では、ChatGPTを使って記事を作成する方法と手順をまず3つのフェーズ

  • 準備・企画フェース
  • 作成フェース
  • チェック・修正フェース

に分けて説明しました。

準備・企画フェースでは、ChatGPTを用いた記事作成に取り掛かるための4つの準備

  • ChatGPTのアカウントの準備
  • エディタ(ワード/メモ帳)の決定
  • 企画案の構成
  • 共通Promptの作成

を紹介しました。

作成フェースでは、ChatGPTを用いた記事作成の5つのSTEPとして、

  • まずはタイトルを10案ほど提案してもらう
  • 最も重要なアウトラインは3案ほど出してもらおう
  • 本文の執筆はひとまずChatGPTに投げっぱなしで良い
  • Meta Description(メタディスクリプション)の作成
  • リード(導入文)は好みに合わせて生成してもらう

を解説しました。

最後のチェック・修正フェースでは、

  • ChatGPTを使ったリライト&展開&追加
  • カタカナ語や専門用語などの変換と説明
  • ファクトチェック
  • リンクの追加(内部/外部)
  • 人間による最終的な修正~ChatGPTの独特な癖を取り除こう

など、作成した記事の品質を高める5つのポイントとコツを取り上げました。

 

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